あなたも「みんなでつくろう!体験の森づくり」に参加しませんか!

「みんなでつくろう!体験の森」をめざして、 地域住民とドングリ苗木を公園に植樹して8年。
当研究会が中心となり、森サポーターや保育園、地元企業等のご協力をいただき                  公園の維持管理運営を行っています。
このブログでは日々の育樹やアグリガーデン(体験農園)、ワークショップなどの活動の様子、            イベントのお知らせを更新しています。

2012/09/18

「都市で育てた苗木を山へかえす」

2012年9月16日(日)第6回「ドングリ学校」 (山梨県北杜市)
「オオムラサキの森づくり」植樹&里山体験
 
アカマツが伐採され放置されたままになっている山林
を、オオムラサキが棲める里山に再生しようとNPO
法人「自然とオオムラサキに親しむ会」が活動してい
ます。
水源地域の里山再生には多くの人手が必要なため、
私たちNPOが都市の人々参加を呼びかけ、年3回
森林整備活動に参加してます。 今回は、新川崎で
育てた苗木100本を山へかえし、北杜市オオムラ
サキセンターで里山散策や自然体験を行う「ドング
学校」に19人参加してくれました
 はじめに植樹先のNPO法人跡部理事長から、オオ
ムラサキ等昆虫が好エノキやクヌギ、コナラ等の
落葉樹の苗木を植え、荒れた里山を一緒に再生して
きましょう、との挨拶があり、次に下草刈りの時
間違えて苗木を刈らないように、1本づつテープ
つけるよう説明を受け、作業に入りました。
植え方の指導を受け、いよいよ植樹です。シャベルで
穴を掘った瞬間、「この土ふわふわだー」との声が・・
新川崎の植樹会場との土壌の違いを体で感じました。
植樹をしながら、クヌギやコナラ等の落ち葉をミミズ
生物が食べて分解し、出てきた糞がなっ
て、肥えたふわふら土壌になることや、そのから
の栄養をもらったドングリ苗木は、やがて大きな
なり、森に生長することを学びました。
 みんなで100個の穴を掘り、「大きくなーれ」と
祈りながら山へドングリの苗木を植えました
植樹後、オオムラサキセンターに移動し、お弁当に
JR貨物労組作ったとん汁、地元で採れた栗や梅干
し等の差入れ をいただ昼食をとりました。ご馳走
様でした!昼食後は、ドングリストラップ作りやオオ
ムラサキセンターの里山を散策したり、昆虫採りなど
をして里山の自然を満喫しました。
帰りに温泉に入って汗を流し、バスのでふりかえり
やビンゴなどをして交流深めました。
第6回ドングリ学校は、五感で自然や秋を感じること
ができ、子どもも大人もとても楽しい一日でした。

里山は生き物の宝庫

2012年9月16日(日)
第6回「ドングリ学校」 参加者の感想

★2年生:植えるのがちょっと大変 だったけ
 苗木が大きくなってほしい。カマキリやトンボ
 を捕っ たのが楽しかった。温泉も気持ちが
 よかった。
★3年生:木を植えるのは簡単だった。山
 昆虫がいっぱいいて、チョー楽しかった。
 ドングリストラップを作れて楽しかった。
 今度はお友達を誘って来たい。温泉が気持
 ちよかった。
★3歳:虫を捕ったり、温泉入ったり、楽しかった。
   また来たい。


★学生:はじめての植樹で、命を育てる大切さを
感じた。若い労働力に期待してください。
★お父さん:仕事以外に真剣になったのが久しぶりで
  楽しかった。植えた苗木の生長を見たい。
★お母さん:オオムラサキセンターでの里山散策は、
 植物に詳しい方から色々教わり、とても楽 しかった.。
 来年は植樹した会場で、苗木生長を眺めながら 
 ゆっくりコーヒーを飲んでみたい。自然に触れて癒さ
 れた。
★60代男性:何のために木を植えるのか、森林NPO
        
 の代表から里山の現状の話を聞きオオムラサキとの
 つながりを感じた。
★50代男性:童心に帰ったようで楽しかった。
★60代女性:孫がいないので、木が育つのも楽しみ
        
 だけど、今日参加したお子さんが大きくなるのも
 楽しみ。 時間があったらまた参加したい。オオムラ
 サキにも会いに来たい。