3月29日(日)、震災の津波で壊滅的な被害を受けた南相馬市原町区萱浜の沿岸で「市民植樹祭」が開催され、幸まちづくり研究会から5人が参加し、南相馬市民や全国から集まった植林ボランティ約3000人らと共に、犠牲になった方々の鎮魂と復興への願いを込めて苗木を植えました。
横浜国立大名誉教授の藤原一繒氏より植樹指導を受ける
「いのちを守る森の防潮堤づくり」は、震災瓦礫を埋めて、
盛土を築いた上に、 シイ、タブ、カシ、シロダモ、モチノキなど
土地本来の樹種16種類の苗木を植えます
穴を掘ると、津浪被害に遭った家屋の一部やコンクリートガラ
が出てきた。震災で犠牲となった方たちへの祈りを込めて、「いのちを守る森の防潮堤」となることを願い、植えました
色んな種類の苗木が60㎝間隔に互い違いになるように、
参加者約3000人で2万本の苗木を植えました。15年後には
植樹した苗は高さ約15~20メートルに成長し、多層構造の
森が緑の壁となり、津波の減衰を高める役割を果たします
最後に、雑草防除、温度変化の緩和、表層土流出防止に効果が
ある敷きワラを地面が見えなくなるまで敷き詰め、飛ばないように縄を張り、終了です。潮風に負けず元気に根を張りますように!
NPO幸まちづく研究会からは5人が参加し、
午後は市民ガイドさんより被災地を案内していただきました
幸まちづくり研究会では、震災復興「瓦礫でいのちを守る森の防潮堤づくり」を
川崎で”苗木を育てる”ことで応援しています
2013年より、11月開催のネイチャーフェスティバルで、川崎市民や子どもたちの参加を呼びかけ、「ポット苗作り」を行い、「新川崎ふれあい公園」で苗木を育てています